みなさまのお手元に届いている事と思います10月のDM。
今週5日(金)からの「二人展・召しませ紬」は
らくや の初企画としまして染織家・石田真里恵さんと長谷川夕美子さんの
反物をご紹介いたします。
お二人は染織家山崎桃麿氏が主催する「草木染月明塾」で染織を学ばれました。
山崎氏の教えは
「自分や家族のために織ることを心がける(心をこめて大切に織るから)」
「染色する際は安全なものしか使わない」というシンプルなもの。
草木染めは一般的には金属を媒染剤として使用しますが、
山崎氏は料理にも使われたり、口に入れても大丈夫な
ミョウバン・木灰・おはぐろ鉄、木酢酸鉄のみを使用し、
舌でなめて濃度を判別しています。
全ての材料が口に入れても大丈夫だということで、
とある呉服屋さんが〈食べられる染織〉と称されたとか。
もちろん実際に反物をモグモグとは食べませんが(笑)
『召し上がれ』と『お召しください』をかけて、
『召しませ紬』をサブタイトルにつけました。
そんな背景も有ってか、色や柄に温かみや優しさを感じる反物たち。
会期は10/5(金)〜14(日)。
染織家の長谷川夕美子さんが6(土)〜8(月・祝)の三日間、
在店の予定となっております。
是非とも、実際に手に取ってご覧ください。