紬それぞれvol.2黄八丈

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日本で南国と言えば、沖縄。そして四国は高知、九州なら宮崎や鹿児島を

思い浮かべますが、東京都にも南国が有ります。

東京湾はおろか、房総半島や伊豆半島からも遥か南にある「八丈島」

こちらで平安時代から織られてきたのが「黄八丈」です。

 

江戸時代に町人の間で大流行したということで

時代劇の町娘の衣装として黄色地に鳶色の格子の着物が

代名詞として頻繁に登場するところからも伺えます。

 

黄色、樺色、黒の三色を組み合わせて織られる

黒八丈や鳶八丈と呼ばれるものも総称として「本場黄八丈」と言います。

伝統を受け継ぎながらも今の感覚を取りれた織物は

きもの好きが、いつかは欲しい憧れの一枚と言われています。

 

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同じく南国鹿児島で織られている大島紬と同じく、生糸で織られていますので、

光沢が有り、纏った際に陰影で様々な表情を見せてくれます。

こちらは市松地紋の綾織で、細かい格子が織り出された、

明るい若々しさとシックな大人っぽさのどちらともの魅力が感じられます。

 

こんな着物をサラリと着こなせると素敵ですよね・・・・

 

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こちらは、ちょっと季節外れですが「夏黄八」の反物です。

シャリシャリとした質感で、これは夏に涼しくお召しになれそうです。

かと言って、絽や紗の様に分かりやすい夏モノ感も薄いので、

まだ単衣の季節だけど、実際は暑いよね問題にも心強い一枚。

夏モノの襦袢でも真っ白で無ければ尚、周りとは浮かず、

反対に薄物の季節には白い襦袢が透ければ

黒地の魅力がぐっと増す事でしょう。

定式幕を思わせる色合いが江戸情緒も感じさせてくれます。

博多献上などで鯔背に、絽の染め帯で粋に。

 

それでは明日は何ご紹介しましょうか。

どうぞお楽しみに!

 

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紬それぞれvol.1小千谷紬

来週11月23日(金・祝)から始まります「紬それぞれ」

日本各地の様々な紬が集まるのですが、

あまりにも漠然としておりますので、

今回のラインナップの中から

予習がてら代表的な紬をご紹介いたします。

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まずは初日23日(金・祝)・24日(土)と

在店いただく樋口博史さんがお勤めの

西脇商店さんの地元、小千谷の織物から。

小千谷といえば麻織物の「小千谷縮」が有名ですが、

その技術を絹糸である玉糸と真綿を原料に応用して

江戸時代中期に織られる様になった紬です。

 

緯に絣糸を使って細かく精緻な絣を織りだす「緯総絣」などが

代表的な技法です。

 

今日、ご紹介するこちらは伝統技術を受け継ぎながらも、

今の新しい感覚のモノづくりをされている「くるまや工房」さんの

本松煙染めの小千谷紬。

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細い縞とランダムな雨絣が先ず目に入りますが、

よく見ると、濃いカーキ色と墨色の横段が暈しで織り出されています。

手の込んだ品でありながら、色数を抑え、帯も合わせ易く

着回しの効く一枚では無いでしょうか?

 

ピンストライプのスーツを着こなす感覚で

シンプルな帯を合わせてマニッシュにキメても良し、

ザックリ系の八寸帯を合わせて民藝の香りをプラスしても素敵です。

 

それでは明日は何ご紹介しましょうか。

どうぞお楽しみに!

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らくちん!きごこち体験してみませんか?

暦の上ではもう冬。
とは言え、きものでお出かけするのにちょうどいい気候ですね。

この時期にらくやのらく〜な着付けをお得に体験していただける
「らくちん!きごこち体験」を始めます!

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七五三や成人式の着付けで、
「きものって苦しい…」という思いをした方にこそ体験していただきたい
補正ナシで、紐数の少ないらくちん着付け。

きものに興味はあるけれど、
「敷居が高そうでなかなか一歩を踏み出せない…」という方にも
気軽に体験していただけるよう、普段着の小紋で洗えるきものをご用意しました。

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1日3名様限定 「らくちん!きごこち体験」

小紋+名古屋帯+着付け小物一式+草履レンタル(着付け料込み)
¥2,000(税別)※要予約

●ご利用時間: 11:00〜17:00

●お持物
□和装肌着
(肌襦袢+裾除けでもワンピースタイプでもOK
お持ちでない方は襟ぐりの広くあいたカットソー+スパッツでも可)
□足袋
□バッグ
□大判ショールなど防寒具(洋装用でOK)

 

人形町や浜町は下町情緒だけでなく、
最近はお洒落なカフェや雑貨屋さんも増えました。

お友達と一緒にランチや、
いろいろな場所に着物でお出かけして
らくちんな着付けを体感してください。
そして「着物って良いな~」「自分で着物が着たい!」と思っていただけたら
ぜひ着付け教室にいらしてください。

「らくちん!きごこち体験」お問い合わせ・お申込み
03-5623-9032
kitsuke@rakuya.co.jp

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ベーシックコース日曜クラス終了

4月開講グループレッスン・ベーシックコースの皆さんが
本日レッスン最終日でした。

レッスン3回目の様子を以前のブログでも紹介させていただきましたが
(↓3回目のレッスン後↓)
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15回のレッスンを終えて、きれいに着られるようになりました。
レッスン後、ランチにお出かけするところを記念撮影。
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きものでお出かけするのに最適な季節です。
皆さんも私たちと一緒に着物を楽しみませんか?

自分で着るコース(マンツーマンレッスン)は随時募集中。

お問い合わせ:着付教室 03-5623-9032

 

 

【今日のらくや】

「日本のきものが着てみたい」とご来店いただいたお客様。

FINAスイミングワールドカップ2018東京大会に出場する為に
来日されたというアブドゥールさん。

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紋服をご試着いただき

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楽しんでお帰りいただいた後すぐ、衣裳らくやレンタル・インスタグラム

ストーリーに画像をアップしてくださいました。

男性きものも、普段着から礼装まで取り揃えております。

この秋、きものでお出かけしてみたい方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ:レンタル 03-5623-9033

 

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永井さんの綴帯は明日まで!

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今週も永井進さんが爪掻綴れ織りの実演をしてくださっています。

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デザイン、糸の染めから機の組み立てまで、すべて一人でできる職人さんは

永井さんくらいしかいないそう。

「この色の感覚がわからなくなったら、もう辞めます」とおっしゃるほど

洗練された現代的な感覚の色使いが魅力的。

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無地の白鷹紬に永井さんの「菊紋」の帯を合わせた

スタッフの着こなしです。

紬にも合わせられるのが永井さんの綴れの良い所。

永井さんの実演が見られるのは明日17時まで!

ぜひお見逃しなきようご来店ください。

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「振袖着付けと帯結び」講師定期研修会

ようやく秋らしい気候になってきたなと感じる今日この頃、

着付け教室講師定期研修会では、来年の成人式に向けて振袖着付けを練習しました。

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普段は補正のない着付けを教えている講師さんたちですが、
この日は補正の仕方から練習開始。

相モデルで練習し、出来上がったら先生に手直しとアドバイスをいただきます。

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帯結びは「花かご」。清楚でありながら華やかさも。

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帯締めのアレンジも可愛くできました。

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実際に来年の成人式で振袖着付けをされる講師さんや

今後の授業に役立てたい講師さんなどなど

みなさん熱心に研修を受けていただきました。

次回の定期研修会は「振袖の二人着付け」です。

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永井さん独自の綴織の魅力

把釣孔(はつりめ)は綴れ織の特徴として最たるもので、

もちろん永井さんの綴帯にもしっかりとございます。

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そして、永井さんの綴れ帯にしか無いのが

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この手前の白い部分、魚子織の様に見える織り方は、

基本の綴れ織の技術の大小を組み合わせて生み出した地風で、

他の綴れ帯では施さない永井さんだけの唯一無二な織り方なのだそう。

 

この部分が有る事によって、他の綴れ帯には無い表情が生まれ、

着物上級者のお客様が「見た事無い!」と喜ばれるそうです。

 

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三役が市松に配されて染められた江戸小紋に

永井さんの「縄紋(なわもん)」の帯を締めた

着付け教室の講師さん。

モノトーンに緑の石と絞りの茶と紫をポイントにしたお洒落な着こなしです。

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実際に締めてお太鼓の形になると、より、その良さが引き立ちますね。

 

永井さんは縄の模様に

諺の「禍福(かふく)は糾(あざな)える縄(なわ)の如(ごと)し」や、

農家の方は自分達で藁をなって縄を作ったので、身近に有る

道具紋として伝えられてきた思いを込めたのそうです。

 

前半の機織り実演は本日4日(日)までですが、

帯は引き続きご覧いただけますし、来週末の9日〜11日の

(金)・(土)・(日)は、再び永井さんが実演いたしますので、

どうぞお楽しみに!

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新作と斬新な帯

初日からご好評いただいております

「永井進・本爪掻綴帯〜本つづれ帯」

二日目も晴天に恵まれて始まりました。

 

今回の新作

淡く優しいピンク色地に

竜胆車が上品なトーンで織り出されたこちらは

例えばお若いお嬢様なら卵色や水色の小紋や付け下げに

白髪のおばあさまなら濃い紫の万筋になど、

それぞれの年齢や着物に合わせて、長く締めていただけます。

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焦茶に白と銀、茶で業平菱が織り出されたこちらは

まさに趣味の装いといったところ。

真綿系の紬から、洒落モノの小紋に合わせて

観劇や食事会などにお出かけするのも素敵ですね。

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こちらは新作では無いのですが、前帯が白地、お太鼓が黒地という

大胆で斬新なもの。

お花も特に何のお花と言う訳ではなく、永井さんが想像上でデザインされたそう。

色使いも鮮やかで、色無地や無地感の着物をモダンに着こなしたい時などに

オススメです。

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並んでいる帯の柄も、幾何学の大胆なものだな〜と思ったら、

江戸時代から伝えられている柄をちょっとアレンジしただけのものだったり、

色使いを少し変えてやるだけで十分、今の装いになるんですよと、

永井さんのお話はとても楽しく興味深いのです。

永井さんの実演と在店は本日、明日の4日(日)。

その後は来週末の9日(金)〜11日(日)となります。

 

どうぞお越しをお待ちしております!

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本爪掻綴帯実演

本日から始まりました「永井進・本爪掻綴帯〜本つづれ帯」

機自体も永井さん自らが組み立てられ・・・

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機にも素敵な色合いと意匠の帯がかかり、

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永井さんの実演も2(金)〜4(日)と来週9(金)〜11(日)とご覧いただけます。

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とてもモダンな幾何学模様から、古典正統派まで、

素晴らしい手仕事と洗練された意匠の帯が並びます。

きもの好き憧れの逸品です。

どうぞ実物をご覧になりにいらしてください!

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営業時間変更のお知らせ

誠に勝手ながら、本日11月1日(木)の営業時間を

18:00までとさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

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